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自動車燃費を向上するためには?


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自動車の燃費を良くするにはどうすればいいか?燃費向上グッズに頼る前に知っておく。

■燃費を良くしたい時に考えること


意外と燃費を今より良くしたいと思ったときに考えるのが燃費向上グッズ等の装着でしょう。私自身使用している物もあるので、これらを否定する気はありませんが最初に燃費向上グッズから入るのはオススメできません。

まず燃費とは燃費を良くするということはどういうことなのか理解しておく必要があります。

■自動車燃費向上の条件


燃費を良くするということはいかにエネルギーロスをしないかという点での戦いです。すなわち燃費向上とは車の性能を上げるのではなく、いかに無駄を省くかにかかっているわけです。この点をよく理解しておきましょう。

1,ガソリンを完全燃焼させる

エンジン内部でガソリンを理論空燃費で完全燃焼させて完全に水と二酸化炭素に分解する。これが出来ればとりあえずガソリンの持つ熱量(カロリー)はずべて取り出せることになります。

しかしながら様々な負荷や要素が掛かるエンジンの燃焼ではそうはいきません。ですからなるべくエンジン負荷の変動が少なく安定した運転を心がけることで理論値に近づけることが完全燃焼への近道となります。

2,熱損失を減らす

例えガソリンから100%のエネルギーを取り出しても実際に車を動かす動力として有効利用できる割合は20~25%です。そのほかは損失となるわけですが中でも大きな損失が熱損失で30~40%にもなるといわれています。

そして損失が大きいのにも関わらず取り戻すことが困難なのも熱損失です。取り返せる熱損失としてはブレーキング時の摩擦熱くらいのものです。すなわち急ブレーキ、急加速などを使用しない交通規制にのっとった予測運転などで熱損失を防ぎます。

このブレーキングの熱損失を回収するシステムがハイブリッドエンジンに利用されている回生ブレーキです。

3,フリクションロスを減らす

フリクションロスはガソリンの仕事量に対して10~15%の損失といわれており熱損失に比べると半分以下ですが、ガソリンエンジンが有効な仕事量として動力に還元できる割合が20~25%であることを考えるとバカになりません。

フリクションロスとは主に摩擦抵抗のことを指しエンジン内部のピストンとシリンダーの摩擦、クランクシャフトとメタル、カムとバルブリフターなどの接触摩擦部及びミッション、デフのギア噛みあい部、ベアリングの転がり抵抗などが挙げられます。

これらは車速やエンジン回転数(負荷)に比例して抵抗が大きくなる傾向がありますので、スピードの出しすぎや急加速などをしないことによってフリクションロスを最小限にすることを心がけましょう。

4,転がり抵抗、空気抵抗

その他の抵抗に分類される抵抗ですが、速度や重量によっては占める割合が多くなるエネルギー損失抵抗です。空気抵抗は速度の2乗に比例して大きくなり、重量の増加、スピードの出しすぎは転がり抵抗を増加させます。


■燃費改善対策の方向性


ざっと挙げただけで燃費悪化に関連する損失はこれだけあり、改善できる部分もまた多いということです。メーカーのエンジニアが技術力を結集させて作った自動車の燃費に手を加えて燃費を向上させるのと損失を減らして燃費向上をはかるのはどちらが簡単か解りますね?

上記で挙げた意味がいまいち解らない方は要点の燃費向上の条件簡易解説をご覧ください。

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