This page:燃費向上対策解析ブログ TOP > 車種別実燃費データ > 日産車 > エルグランド実燃費(2.5FF)
エルグランド実燃費(2.5FF)
日産:エルグランドの市街地走行実燃費と燃費測定用データの公開情報について
以前ミドルクラスのセダン(チェイサー)に乗っていた方からの相談で同クラスの排気量なのにこんなに燃費が違うものか?というご指摘でした。ちなみに現在の実燃費は満タン法で5km/L~5.5km/Lの間で推移しているみたいでした。
実はこのくらいの燃費はエルグランドではよく聞く数字。この時点で特別悪いとは思いませんでしたが問診を進めると、通勤で毎日使っており走行距離と走行時間から割り出した平均速度は20km/h。あまり流れの良い交通状態ではなさそうです。
まず最初に以前乗っていた車は重量や空気抵抗の面で比較にならないほどの差がある事を説明し、特に重量は燃費に絶大な影響を与えることを説明し、良い燃費をだす走り方もある事をわかっていただく為に試運転とデータ取りに行くことにしました。以下エルグランドの燃費データ。
燃費の誤差が出やすい満タン状態から一定距離走行して満タンにする区間走行満タン法による燃費データですので使用者に満タンにしてもらいオドメーターを確認後走行して、走行後同じ感覚で満タンに給油してもらい燃費算出しました。
更に信用性を高める為、燃費計を接続、同時に測定し参考とします。昼間の空いている国道走行で60km/h巡航を中心とした燃費重視の走行でどのくらいの燃費が出るのかいつものように検証。エルグランドはライバル車のアルファードと燃費を比較すると10・15モード燃費では負けています。
コレはまず車重がアルファード(2AZの2.4FFと比較)と比較して重く、排気量も100cc多いせいでしょう。しかしながら一定速走行では5速ATで細かく制御され低いギヤ比で走行でき、更に車重が重い分エンジン特性は低速トルク型になっており街乗り実燃費の悪化を防いでいます。
これらの要素から乗り方によってはエルグランドの方が実燃費が良くなる傾向にあり、この特性を生かさない手はありません。実際にデータの走行では10・15モード燃費を大きく上回る10.5km/L、燃費計では12.1km/Lという結果を出しました。
普通の人はギヤ比やエンジン特性などを気にして乗る事はまずありません。主な燃費悪化原因は極低速域の加速方法でしょう。しかしながら今回は特別燃費が悪かったわけではなく他のデータと照らし合わせても平均的であったといえます。
ということで燃費向上のアクセル操作と惰性運行を生かすためのブレーキ操作の燃費への影響をアドバイスしました。あとは細かいところで積載・乗車状態の影響から分かる重量の燃費への影響を中心に燃費と車使用方法について詳しく説明しました。
その後市街地走行での実燃費が1km/L以上向上したとのことでした。
■日産:エルグランドの燃費苦情データ
以前ミドルクラスのセダン(チェイサー)に乗っていた方からの相談で同クラスの排気量なのにこんなに燃費が違うものか?というご指摘でした。ちなみに現在の実燃費は満タン法で5km/L~5.5km/Lの間で推移しているみたいでした。
実はこのくらいの燃費はエルグランドではよく聞く数字。この時点で特別悪いとは思いませんでしたが問診を進めると、通勤で毎日使っており走行距離と走行時間から割り出した平均速度は20km/h。あまり流れの良い交通状態ではなさそうです。
まず最初に以前乗っていた車は重量や空気抵抗の面で比較にならないほどの差がある事を説明し、特に重量は燃費に絶大な影響を与えることを説明し、良い燃費をだす走り方もある事をわかっていただく為に試運転とデータ取りに行くことにしました。以下エルグランドの燃費データ。
■エルグランド実走行燃費測定データ
| 車両データ(諸元) | |
|---|---|
| 車種 | 日産 エルグランド(ME51) |
| 排気量 | 2495cc |
| エンジン | VQ25DE V型6気筒 |
| ミッション | 電子制御式5速AT |
| 駆動方式 | 前2輪駆動(FF2WD) |
| 10・15モード燃費 | 8.9km/ℓ |
| 使用燃料 | レギュラー |
| 主要燃費対策機構 | エンジンに可変バルブタイミング機構を採用 ロックアップ付きトルクコンバーターを採用 電子制御式5速オートマッチクを採用 |
| 燃費診断解析データ | |
| 走行時間 | 2時間17分 |
| 走行距離 | 95km |
| 平均車速 | 41.6km/h |
| 停車時間 | 12.6% |
| 平均アクセル開度 | 18% |
| 測定燃費 | 10.5km/ℓ |
| 10・15モード達成率 | 117% |
| 電気負荷 | A/C OFF、 その他電気負荷無し |
| 走行負荷 | 乗車1人(60㎏)、他積載荷物合計10㎏程度 |
| 燃費向上チューニング | 特に無し |
| 燃費悪化デチューン | 特に無し |
■エルグランド(VQ25DE)の実燃費解析結果
燃費の誤差が出やすい満タン状態から一定距離走行して満タンにする区間走行満タン法による燃費データですので使用者に満タンにしてもらいオドメーターを確認後走行して、走行後同じ感覚で満タンに給油してもらい燃費算出しました。
更に信用性を高める為、燃費計を接続、同時に測定し参考とします。昼間の空いている国道走行で60km/h巡航を中心とした燃費重視の走行でどのくらいの燃費が出るのかいつものように検証。エルグランドはライバル車のアルファードと燃費を比較すると10・15モード燃費では負けています。
コレはまず車重がアルファード(2AZの2.4FFと比較)と比較して重く、排気量も100cc多いせいでしょう。しかしながら一定速走行では5速ATで細かく制御され低いギヤ比で走行でき、更に車重が重い分エンジン特性は低速トルク型になっており街乗り実燃費の悪化を防いでいます。
これらの要素から乗り方によってはエルグランドの方が実燃費が良くなる傾向にあり、この特性を生かさない手はありません。実際にデータの走行では10・15モード燃費を大きく上回る10.5km/L、燃費計では12.1km/Lという結果を出しました。
使用者のエルグランドの燃費悪化要因
普通に乗っていればスパーヘビー級の車重を持つエルグランドですから実燃費が悪くなるのは必死です。使用者も特別荒い運転をしていたわけではないことが同乗の試運転にて分かりました。普通の人はギヤ比やエンジン特性などを気にして乗る事はまずありません。主な燃費悪化原因は極低速域の加速方法でしょう。しかしながら今回は特別燃費が悪かったわけではなく他のデータと照らし合わせても平均的であったといえます。
エルグランドの燃費向上処方箋
スピードに乗せればギヤ比面や低回転域のトルクが強いことから中速、低回転域の惰行運転でいかに燃費を稼ぐかと、最大の燃費悪化要素の極低速や0発進からの加速域でどれだけ丁寧にアクセルを踏めるかが最大の燃費改善の糸口です。ということで燃費向上のアクセル操作と惰性運行を生かすためのブレーキ操作の燃費への影響をアドバイスしました。あとは細かいところで積載・乗車状態の影響から分かる重量の燃費への影響を中心に燃費と車使用方法について詳しく説明しました。
その後市街地走行での実燃費が1km/L以上向上したとのことでした。