雨天・雪道走行


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道路環境において雨天・雪道走行と自動車燃費を解析して燃費向上する方法

■雨天・雪道走行について


ここで言う雨天とは単に雨が降っているというだけでなく、雨が特に降っていなくても走行のほとんどが濡れた路面という事も含んで指します。雪道とはシャーベット状の雪からパウダースノー、圧雪路まで全てを含みます。

■雨天路・雪道走行における自動車燃費の影響


濡れた路面走行での燃費

雨天時走行時は当然路面が濡れた状態での走行となります。この状態が燃費にどのように影響するかといいますとかなり微妙ではありますが理論的には悪化方向に働きます。直感的に考えてしまうとウェット路面は摩擦抵抗が少ないので燃費が良くなる方向に考えてしまいがちです。

例えば簡単に理解できる例として濡れた路面と乾いた路面の走行ではどちらがロードノイズが少ないでしょうか?もちろん濡れた路面の方がロードノイズがうるさく感じると思います。これはエネルギーが音に変換されていることを感じることが出来る例です。

もう一つ挙げてみましょう。極端な例として水溜りはどうでしょうか。自転車などでどうしても水溜りを通らなければいけない場面に陥ったことは誰でもあると思います。惰性で進もうとしてもみるみるうちにスピードが落ちていきませんでしたか?体感しなくとも想像できると思います。

実際には濡れた路面は水溜りではありませんが、極端な話薄い水膜の水溜りと考えることができます。タイヤの溝はタイヤの接地面で水膜を破った時の排水路として設けられているもので排水路(タイヤ溝)の水を吐き出すために常時余分なエネルギー消費を強いられます。これが燃費悪化の原因となります。

余談ですが濡れた路面を走行するときのロードノイズの増大現象は路面の水膜をタイヤ接地面が破る連続音で発生するものです。

雪道走行での燃費

雪と言っても様々な雪があります。まず首都圏や比較的暖かい地域で降る雪は柔らかく解けやすいので非常に走行抵抗になってしまい水溜りの走行のような抵抗を受けてしまい燃費悪化方向に働きます。

反対に温度が低い地域での雪は解けにくく圧雪路になっていれば走行抵抗も少なくなりますが、スタッドレスタイヤなどを履いて走行することが前提ですし、アスファルトのように硬くないのでやはり燃費は落ちてしまいます。

もう一つ深い雪や未圧雪路ではタイヤのスリップ率が上昇し偽りの燃費向上をすることがあります。タイヤがスリップ(空転)しながら走行するとスピードメーター上では実速よりも早く進んでしまい、その分距離も長く走ったことになってしまうので燃費計算をしたときに燃費が良くなってしまうことがあります。

潜在的省燃費運転による燃費向上現象

ところが雨天や特に雪道の運転は自然と運転が丁寧になるせいか、知らないうちに燃費向上の運転方法を実践して燃費が良くなってしまうケースが良くあります。

これは業務上で実際にお客さん同乗で試運転し燃費データを計測している時に気がついた現象で、クレームが大きく様々なパターンで燃費計測をしている時に雨天時の乗り方が自然と丁寧になっていることから判明しました。

雨天時などの走行抵抗で燃費が悪化する量よりもはるかに運転方法による燃費向上効果の方があるのだなぁと実感させられた事実でもあります。

■雨天・雪道走行での燃費向上方法


やはり全て運転方法になってしまいます。濡れた路面や雪道を回避する方法は普通に使用していれば「雨の日は乗らない」などという理不尽な方法以外物理的に不可能ですし現実的ではありません。

上で少し触れたように路面の状態が悪いとスリップ率が上がります。雨の日や雪道でも慣れてしまってお構い無しで荒い運転をしていると計測上の燃費ではなく、スリップロスで本当の意味での実燃費が悪化する可能性があります。

「省燃費運転は雪道運転に学べ」誰に教わった言葉でもありませんが、まさにこの通りで雪道運転はエネルギーを無駄にしない運転方法の結晶のような気がします。雪道を恐る恐る運転したことがある方はあれが省燃費運転の基本なんだと思い返してみてください。


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