気温と暖機運転


スポンサード リンク

気温と暖機運転による燃料消費量を解析して自動車燃費向上する方法について

■暖機運転による燃費悪化


車の暖機運転というのはエンジンを保護し快調に保つために必要不可欠な行為ですが、過度の暖機運転は燃費を悪化させてしまう原因となりかねません。

そもそも暖機運転というのはエンジンが完全に暖まり各部が熱により膨張したときに最適な状態になるように設計されているために冷間時にエンジンの消耗を最低限に食い止めるために推奨されている行為です。

最近はエンジンの設計も精度もかなりよくなってきていますので、あまり過敏にならずに5分も10分も行う必要はありません。(冬場の極冷地では5分程度行ったほうがいいかと思います。)過剰な暖機運転は迷惑行為ととられがちですし燃料を無駄に消費します。

また暖機運転は毎日の癖なのでたとえ毎日数分の過剰暖機であっても1回給油あたりの燃費に換算すると1?当たり0.5~1km近くも悪くなることがあります。場合によってはもっと悪化します。

夏場で1~2分、冬場は気温に合わせてもう1~2分で十分かと思います。ただし暖気をしたからといっていきなり全開にしてしまうことはエンジンにとっていいことではないのでご注意を。

■気温と暖機運転による燃費悪化


エンジン始動直後の燃費

気温による影響で最も左右されるのがエンジン始動直後の暖機中の燃料消費量です。なぜかというと気温によってエンジン始動直後のアイドルアップ時間が変わってくるためそれに伴って燃料消費量も変わってきます。

自動車のエンジンは始動直後にエンジン暖機を促進するため燃料を増量して噴射するため燃料消費量が多くなります。増量噴射する時間はエンジン冷却水温に比例し水温が低いほど長く、高いほど短くなりますので夏場は燃料の増量噴射時間から通常の状態に戻るのが早いので始動直後の燃費は冬場よりよくなります。

特に影響を受けやすい乗り方が近場のちょい乗りが多い使い方で大幅に燃費が悪化します。これは燃料増量補正が効いた状態での走行の割合が増えるためです。

完全暖機後の燃料消費量

ところが完全にエンジンが暖まった状態になると今度は夏場より冬場の方が燃費がよくなります。なぜかと言うと放熱効率が冬場の方が断然高い、気温が低い方が空気中の酸素密度が高い、クーラーよりヒーターの方が燃料を消費しないと言う理由があるからです。

正確に検証すると使用エンジンオイルの影響や気温によるタイヤ空気圧の変化なども検証しなければ総合的な結果としてはなんとも言えませんが気温に対応するメンテナンスをしっかり行ったとすれば冬季のほうが完全暖機走行中の燃費は向上します。

■気温と燃費の関係まとめ


始動直後の燃料消費量、完全暖機後の燃料消費量の2点を考慮して考えると短距離走行が多い人は同じ使用状況なら冬場に比べ夏場の燃費の方がよくなり、長距離走行が多い人は冬場に比べ夏場の方が燃費が悪くなるという現象がおこります。


cms agent template0035/0036 ver1.005