電動パワーステアリング


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各自動車メーカーが取り入れている電動パワーステアリングの燃費向上効果について

■電動パワーステアリングとは


従来のパワーステアリングと言えばエンジンの出力軸であるクランクシャフトと同軸上に設けられたクランクプーリーからV(リブド)ベルトを介してパワーステアリングベーンポンプを駆動することによって油圧を発生させ操舵力のアシストを行っていました。

電動パワーステアリングはエンジン出力軸のエネルギーを使うことなくバッテリー及びオルタネーターの発電電源を使用して操舵するときにだけステアリングコラムからのモーター駆動によって操舵力のアシストを行うシステムです。

■電動パワーステアリングの燃費性能


なぜ電動パワーステアリングで燃費が向上するか?原理を簡単に説明してみたいと思います。まず油圧式との最大の相違点は常時エンジンの負荷になっていないという点です。

油圧式の場合は操舵していてもしていなくても常にペーンポンプを回転させ続けていますが電動パワーステアリングの場合はアシストの動力が電気である為、操舵していないとき以外は直接的な負荷をエンジンに与えません。

操舵時には比較的大きな電気が流れますのでオルタネーター(交流発電機)の充電制御によって多少エンジン負荷が加わる可能性はありますが、これもまた直接的なエンジンへの負荷というわけではなく電気負荷という形で間接的に影響してきます。

こういった理由によって微々たるエネルギーロスの差ですが常に回転負荷になっているのと、作動時にのみ関節的な負荷を与えるという差で確実に燃費向上に貢献している機構といえます。

電動パワーステアリングのデメリット

電気負荷が大きい為充放電が油圧式の車両より激しくなり小型バッテリーの搭載車両や充電制御の対策が不十分な車両ではバッテリーが弱くなりやすく、バッテリー上がりも起こしやすいというデメリットがあります。

しかしながら電動パワーステアリングが一般的になってきた現在では1回り大きなバッテリーや充電制御の改善で初期の車両よりも格段にバッテリーへの対策は施されてきているように感じます。

■油圧式電動パワーステアリング


一部の車両ではレイアウトの都合上、電動モーターで油圧ポンプを駆動したパワーステアリング装置が存在しますが、上記で説明した電動パワーステアリングとは全く異なるものです。エネルギー効率としてはよくないので燃費向上に貢献しているかどうかは不明です。


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