This page:燃費向上対策解析ブログ TOP > 車種別実燃費データ > トヨタ車 > ヴィッツ実燃費(VITZ/1・3FF)
ヴィッツ実燃費(VITZ/1・3FF)
トヨタ:ヴィッツ(scp90)の市街地走行実燃費と燃費測定用データの公開情報について
燃費苦情の内容は極一般的なもので10・15モードとかなり異なるというご用命。ただし苦情レベルは大きくなく、異常なのかこんなものなのか点検ついでに見て欲しいとの事でした。燃費診断の事を話すと有料でもお願いしたいとのことでしたので実施。
使用状況としては週4日程度買い物などを中心に1ヶ月300km走行満タン法で約14km/L。1回で走る走行距離はまちまちであまり分からないが5~10km前後だと思うとの事でした。乗車回数と月間走行距離で単純に割り出すと20km前後中距離走行も混じるので参考にはなりにくい感じです。
割り出した1回当りの平均走行距離は目的地と自宅の往復距離と考えるのが普通なので1回当たり10kmの走行と考えるのが妥当。ショートトリップに当てはまるか微妙なラインでアドバイスするにも的確性に欠ける為実燃費データを取りながら運転方法を問診することに。以下はヴィッツ(VITZ)燃費データ。
燃費の誤差が出やすい満タン状態から一定距離走行して満タンにする区間走行満タン法による燃費データですので使用者に満タンにしてもらいオドメーターを確認後走行して、走行後同じ感覚で満タンに給油してもらい燃費算出しました。
更に信用性を高める為、燃費計を接続、同時に測定し参考とします。今回は比較的短距離の走行で精度に乏しいかもしれませんが区間燃費は20.5km/Lと10・15燃費には届かなかったもののかなり健闘しました。
そんな低速トルクに乏しくCVTの反応もお世辞にもよろしくないので交通の流れの速いテスト走行道路では発進時にかなりアクセルを大きめに開けなければならない為、スピードに乗ってからのアクセル開度は極力少なくしたつもりですがアクセル開度は23%と大きめ。
信号に引っかかる回数が少なくもう少し法廷速度巡航が出来ていれば20km/L達成は容易だったと思います。巡航でCVTの制御によってハイギアの低い回転息を使えるのは、燃費にとってかなりの強みです
今回はまさにそのパターンに当てはまり、慣れなくてギクシャクすると言っていました。CVTにとってコレは大きな(燃費にとって)悪循環で大きく踏むほどLOWギアになってエンジン回転数が上昇しますので燃費悪化の要因となっていたようです。
もう1つはやはり短距離繰り返し(ショートトリップ)の走行が大きな燃費悪化要因になっていたようで1日にちょこちょこ数回乗るような乗り方も多いとの事でした。ショートトリップは燃費悪化原因の大半を占めます。
後は自動車のCVTの特性を知って無駄な加速をしないように心がけ、合わせて燃費向上の運転方法をトータルでアドバイスし少しでも10・15燃費に近づけるように付け加えておきました。
■ヴィッツ(VITZ)の燃費苦情データ
燃費苦情の内容は極一般的なもので10・15モードとかなり異なるというご用命。ただし苦情レベルは大きくなく、異常なのかこんなものなのか点検ついでに見て欲しいとの事でした。燃費診断の事を話すと有料でもお願いしたいとのことでしたので実施。
使用状況としては週4日程度買い物などを中心に1ヶ月300km走行満タン法で約14km/L。1回で走る走行距離はまちまちであまり分からないが5~10km前後だと思うとの事でした。乗車回数と月間走行距離で単純に割り出すと20km前後中距離走行も混じるので参考にはなりにくい感じです。
割り出した1回当りの平均走行距離は目的地と自宅の往復距離と考えるのが普通なので1回当たり10kmの走行と考えるのが妥当。ショートトリップに当てはまるか微妙なラインでアドバイスするにも的確性に欠ける為実燃費データを取りながら運転方法を問診することに。以下はヴィッツ(VITZ)燃費データ。
■トヨタ:ヴィッツの実走行燃費データ
| 車両データ(諸元) | |
|---|---|
| 車種 | トヨタ ヴィッツ(VITZ) |
| 排気量 | 1296cc |
| エンジン | 2SZ-FE 直列4気筒 |
| ミッション | 自動無段変速機(CVT) |
| 駆動方式 | 前2輪駆動(FF2WD) |
| 10・15モード燃費 | 21.5km/ℓ |
| 使用燃料 | レギュラー |
| 主要燃費対策機構 | エンジンに可変バルブタイミング機構(VVT-Iを採用) CVT(自動無段変速機)採用 ロックアップ機構つきトルクコンバーター採用 電動パワーステアリングを採用 |
| 燃費診断解析データ | |
| 走行時間 | 1時間30分 |
| 走行距離 | 55km |
| 平均車速 | 36.7km/h |
| 停車時間 | 12,7% |
| 平均アクセル開度 | 21% |
| 測定燃費 | 19.8km/ℓ |
| 10・15モード達成率 | 94% |
| 電気負荷 | A/C ON、 他電気負荷無し |
| 走行負荷 | 乗車2人(100㎏)、他積載荷物合計5㎏程度 |
| 燃費向上チューニング | 特に無し |
| 燃費悪化デチューン | 特に無し |
■ヴィッツ(VITZ)の実燃費解析結果
燃費の誤差が出やすい満タン状態から一定距離走行して満タンにする区間走行満タン法による燃費データですので使用者に満タンにしてもらいオドメーターを確認後走行して、走行後同じ感覚で満タンに給油してもらい燃費算出しました。
更に信用性を高める為、燃費計を接続、同時に測定し参考とします。今回は比較的短距離の走行で精度に乏しいかもしれませんが区間燃費は20.5km/Lと10・15燃費には届かなかったもののかなり健闘しました。
そんな低速トルクに乏しくCVTの反応もお世辞にもよろしくないので交通の流れの速いテスト走行道路では発進時にかなりアクセルを大きめに開けなければならない為、スピードに乗ってからのアクセル開度は極力少なくしたつもりですがアクセル開度は23%と大きめ。
信号に引っかかる回数が少なくもう少し法廷速度巡航が出来ていれば20km/L達成は容易だったと思います。巡航でCVTの制御によってハイギアの低い回転息を使えるのは、燃費にとってかなりの強みです
使用者のヴィッツ(VITZ)の燃費悪化要因
テスト走行中の問診ですぐに分かってしまったんですが、燃費を良くするためのCVTが悪さをしてしまっていたようです。CVTはオートマに比べてアクセルを踏んでから加速するためのタイムラグが大きいのでオートマに慣れていると「あれ!?」と思いついつい大きく踏んでしまいがちです。今回はまさにそのパターンに当てはまり、慣れなくてギクシャクすると言っていました。CVTにとってコレは大きな(燃費にとって)悪循環で大きく踏むほどLOWギアになってエンジン回転数が上昇しますので燃費悪化の要因となっていたようです。
もう1つはやはり短距離繰り返し(ショートトリップ)の走行が大きな燃費悪化要因になっていたようで1日にちょこちょこ数回乗るような乗り方も多いとの事でした。ショートトリップは燃費悪化原因の大半を占めます。
ヴィッツ(VITZ)の燃費向上対策処方箋
やはり短距離繰り返し走行は大きな燃費悪化要因になる為、どうして燃費が悪化するのか?ということは知っておかなければなりません。乗り方を変えるのは事実上不可能な部分が多いので、走行距離が少ないからと言ってメンテナンスをサボらないようにアドバイスしました。後は自動車のCVTの特性を知って無駄な加速をしないように心がけ、合わせて燃費向上の運転方法をトータルでアドバイスし少しでも10・15燃費に近づけるように付け加えておきました。