エンジンオイル添加剤の種類


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エンジンオイル添加剤の種類別による効果や影響の簡単な解説

■オイル添加剤を知って選ぶ


まずエンジンオイル添加剤を選ぶに当って最初はどれを選んでいいのか分からないかと思います。それもそのはずオイル添加剤は国内で売られているだけでもかなりの数と種類があります。歌っている効果性能も多種多様です。

そんなワケでこのページでは極簡単にオイル添加剤の種類を大分して効果性能やどのようなメカニズムの製品なのかを解説してみたいと思います。購入を検討している方、迷っている方は是非参考にしてみてください。

オイル性能強化系

このタイプはその名のとおりエンジン内部に働くタイプではなくオイルそのものの性能を向上させるタイプの価格的にも最もお手軽なオイル添加剤です。主に謳われている効果性能はフリクションロス(摩擦損失)の低減によるレスポンス向上、燃費向上などです。

私的な意見としてはこの手のオイル添加剤を入れるのならワンランク上のエンジンオイルを使用したほうがオイルのトータルバランスとして好ましく高性能です。オイルメーカの方もそうおっしゃってました。入れるのならばそのオイル専用に開発された添加剤が好ましいといえます。

しかしながらそうなってくると価格も高額になってくる傾向にあります。

金属表面コーティング系

シリンダーやピストン表面に樹脂系のコーティング処理などを行うタイプのオイル添加剤で有名なマイクロロンマイクロロンXAもこのタイプです。テフロンに限らず金属表面にコーティング膜を形成するタイプも同様です。

効果性能としては気密向上によってオイル上がりの抑制、圧縮圧力の向上で出力向上、金属表面の保護、燃費向上などが一般的にあげられますが、金属表面保護などには高い効果を発揮するのが特徴です。

また金属表面強化改質系と異なり塩素系の心配もほとんど無いので安心して使用できます。

共晶膜形成型

金属表面をコーティングするという中でも変わっているのが共晶膜形成をするタイプです。「共昌」とはハンダなんかでよく聞く共昌合金を思い出しますが、金属磨耗粉と添加剤と摩擦によって低温で形成される金属膜のようなものを指すのかな?と思っています。

メカニズムは明らかではありませんがこの手の共昌金属を使用した表面処理技術を自動車関係の金属処理技術で目にしたのを覚えていますので適している技術なのでしょう。共昌膜と言う表現をしているオイル添加剤はGRPだけです。

極圧潤滑に対応するほどの潤滑能力を持ちますがエンジンオイル添加剤としては極圧域までの潤滑性能を必要とはしません。しかしながらこの特性によって金属表面の保護効果、膜厚による気密性アップなどは大きな効果として期待できます。

また共昌膜という名前こそ使っていないものの金属表面強化改質系との間くらいの特性を持ち、シリンダやピストンの金属表面を借りて共昌被膜を形成するようなタイプもあります。

金属表面強化改質系

シリンダーやピストン表面の金属部分をオイル添加剤と摩擦などの力によって表面改質を起こすオイル添加剤ですが、問題はどのようにして強化改質を行っているかです。共昌膜的な作用であるのか、完全に金属表面を化学変化させるのかが一概にはわかりません。

心配されるのは塩素系物質による腐食軟化作用による潤滑性能の向上です。塩素系オイル添加剤でも書いたように塩素系は確かにその時の潤滑性能は極圧潤滑の領域にも耐えうるほどですが長期間そのような状態に晒されると磨耗促進してしまう恐れが強くなります。

塩素系に限らずですが金属表面強化改質系は潤滑性能が高く、潤滑の限界性能を引き上げ、フリクションロス低減による出力向上、燃費向上などが一般的な効果、性能として挙げることが出来ます。

昔から有名であるスーパーゾイルミリテック が金属表面強化改質系として有名ですが、塩素系の実害が判明してから一時塩素系である疑いも掛けられていたようです。最近ではコストパフォーマンスとその効果からからIXLメタルコンディショナーが人気のようです。

■オススメのタイプのオイル添加剤


決めかねる場合は、安価で危険性の少なそうなオイル性能強化系から試してみてステップアップしたくなったら金属表面コーティング系のタイプを選ぶことをオススメします。

ちなみに私も今まで様々なタイプのオイル添加剤を使ってきて、こだわりはありませんが最近はGRPという共昌膜形成型のオイル添加剤GRPに落ち着いています。激的な効果があるとはいいませんが静粛性の向上(打音低減)やフィーリング向上に関しては体感効果の高い製品だと感じています。


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